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Walk the sky

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DJI-Spark

Safariでの動作に付いて


Safariブラウザでの動作については、

正常に動作しない事例が確認されております。

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IntelligentFlight

自動撮影しよう

sparkRC028

IntelligentFlightは、自動で決まった

パターンでの自動撮影を実行するモードです。

簡単な操作で多彩な自動撮影が可能です。


◆アクティブトラック

・指定対象の追尾、撮影


◆ジェスチャーモード

・ジェスチャー指示による飛行、撮影


◆QuickShot

・指定された目標に、プログラムされた自動撮影


の3つがあります。

3つの飛行パターンともに、共通して画像認識

による飛行となりますので、やはり

コツというか、気を付けたい項目があります。


◇被写体の形状が変化するモノ

・これはもう、単純にロックが外れます。


◇積雪面など、光学上の認識阻害要因。

・逆光時にもロストするのを確認しています。


◇被写体と、周囲の環境とのパターンが似ている。

・地面と同じような色の服でも、差分検出が

 出来ずに、簡単にロストしやすくなります。


◇被写体の高度が変わる移動。

・これは他の方があまり触れませんが、

 追従時の高度制御はほとんど行いません。


・追尾対象の高度が変わるような移動は、

 最初から高度を稼いでおくか、手動での

 高度上昇を割り込ませる必要があります。


では、早速実際の動作を見ていきましょう。

主にQuickShotを解説していきますが、

一応、アクティブトラックと

ジェスチャーモードにも、簡単に

解説しておこうと思います。


IntelligentFlight

◆アクティブトラック

アクティブトラックは、指定した対象を、

自動認識しながら追尾する機能です。


ただし、スマホでのコントロール時には、

機能制限がかかります。

離陸地点を起点として、100mに達すると、

自動的に離陸地点への帰還へ入ってしまいます。


DJIManual1

引用:DJISparkマニュアルより


指定対象の指定は、カメラ画面上で、

ドラッグして指定対象を囲むことにより、

設定します。

ボックスに囲まれた指定対象の認識に

成功した場合、「GO」が表示されます。

GOをタップする事により指定対象の追尾を

開始します。


速度的には、画像認識が外れなければ、

30km程は出せるようです。

チャリどころか遅めの原付くらいなら、

十分ついていくことが可能ですね。


アクティブトラックには以下の2パターンの

動作モードが用意されています。


DJIManual2

目標を一定距離を保ち、カメラの向きを変えて

追尾します。結果、目標の後ろを追尾する事が

多い為、「ついていく」動作が多くなります。


「ついていく」場合は前進が主な動作となるので、

各種センサーによる障害物検知が有効となり、

比較的安全な追跡を実行できます。

使うとしたら主にこのモードでしょう。


なお、指定対象が近寄ってきた来た場合に、

「バックするか?」は設定上で決める事が可能です。

「MCパラメーター設定」・後方飛行の有効


DJIManual3

目標とのカメラ角度、距離を維持したままで、

指定対象を追尾します。

つまり、自分の前方から追尾している場合、

自分が右へ行けば、Sparkは自分から見て右へ

追従して動く事になります。

センサーの無い後方、サイドへの移動になる為、

各種センサーによる障害物検知は無効となります。


なので、常にユーザーが「そちらに移動可能か?」

を気を配る必要があります。

個人的には、あまり使われないモードなのでは

ないか?と思っています。


プロポ等での角度変更割込みも可能で、

角度を変え続けると結果的に「指定対象」の

周囲をグルグル回る事になります。


坂道などで高度が足りなさそうならば、

高度も付け足してあげましょう。


IntelligentFlight

◆ジェスチャーモード

ジェスチャーモードは、スマホや送信機を

使用せずにジェスチャーをカメラに認識させ、

コントロールを行う飛行方法です。


使ってみた感想だけ言うなら、

「まだ実用には?」という印象。

認識精度の問題もあるような気もしますし、

なによりも「練習」で「慣れ」が必要。

独特の「認識のクセ」のようなモノが

あるようで、上達すればなんとか、

イケそうな気はします。


しかし、実際「実用に達した」と言うには、

ジェスチャーだけでスマホ、プロポが

未所持でも運用可能でないと、まだまだ・・・

と、個人的に思います。


何しろ、ジェスチャー時の追尾安定性を、

上げる方法があるのですが、それは

GPSをONにした「スマホのDJIGO4」を

持っておく、と言うものなのですよ。

じゃあ、操縦すれば確実で速くね・・・?イミナシ


今の性能では、やはり緊急時に備えて、

スマホなり、プロポなり起動しておかないと、

ちょっと、かな~り?怖いです。

じゃあ、操縦すれば確実で速くね・・・?イミナシ2


実際の操作ですが、見ていればSparkが

今どのような状態なのかはだいたいわかります。

LEDで現在のモードや状態を表示して

くれているのですが、特に覚えて無くとも、

運用に支障は感じられません。


◆パーム離陸


DJIManual005

電源投入、起動準備済みのSparkを

手のひらに乗せて、電源ボタンx2回。

LEDがチカチカと違う明滅を始めたら、

顔認識モードが起動しています。


DJIManual004

顔認識が成功すると、プロペラが起動し、

離陸体制に入りますので、そのまま

離陸させてあげましょう。


◆パームコントロール(移動)


DJIManual007

来てます来てます・・・

ではなくて、カメラの前50~70cm

くらいに、2秒ほど手をかざして認識させます。

このジェスチャーを認識すると、

そのまま手のひらの方向に、追従を

始めますのでそのまま移動させます。

ハ〇ドパワーです


ちなみに、終わったらサッと手を降ろすだけ。


◆フォロー


DJIManual001

カメラに向かって2秒間、バイバイしましょう。

このジェスチャーを認識すると、

自動で3mほど後退して追従体制に入ります。

高度も2mほどに固定されますので、基本的に、

このポジションでついてきます。


◆フォロー解除


DJIManual003

カメラに向かって2秒間、バンザイしましょう。

このジェスチャーを認識すると、追従が解除され

自分の目の前まで戻ってきます。


◆セルフィー(自撮り)


DJIManual002

カメラに向かって2秒間、「」カッコを。

作りましょう。Loveでは無いです

このジェスチャーを認識すると、LEDが

赤点滅を始めます。

カウントダウンが始まっていますので、

3秒後に「カシャッ!」


ファームアップにより「自録画撮り」も

追加されました。


DJIManual008

片手を上げるだけ・・・らしいです。

何故か、ワタシ成功したこと無いんですケド

嫌われているようです。。。


◆パーム着陸


DJIManual006

機体の下に、素早く手のひらを差し込みます。

下にあるのが「手である」と認識したら、

そのまま着陸態勢に移行してゆっくりと、

降りてきます。

うむ、愛い奴じゃ・・・


失敗したら「地面である」と認識されて、

容赦なく上空へ逃げられます。。。ヒドス


IntelligentFlight

QuickShot

IntelligentFlight011

クイックショットを起動すると、

以下の4つのフライトモードがあります。


IntelligentFlight002

◆ドローニー

・指定目標よりバックで引いていき全景を撮影。


◆サークル

・指定目標をぐるりと周回して撮影。


◆ヘリックス

・指定目標を旋回しつつ高度上昇。螺旋上昇での撮影。


◆ロケット

・指定目標の真上に高度上昇しながらの撮影。


◇各モードを選択すると、各種設定が必要な

場合(距離だったり、高度だったり)は設定の

スライドバーが表示されますので、必要であれば

変更を実施してください。


IntelligentFlight005

◇目標のターゲット指定

指定対象の指定は、カメラ画面上で、

ドラッグして指定対象を囲むことにより、

設定します。


IntelligentFlight007

ボックスに囲まれた指定対象の認識に、

成功した場合、「GO」が表示されます。

「GO」が表示されない場合は、対象の指定を

やりなおしてみましょう。


IntelligentFlight008

◇GOをタップする事により、

カウントダウンが開始されます。


何かあるといけませんので、キャンセルボタンを

押せるようにしてフライト終了を待ちましょう。

送信機の方にはハードスイッチとして、

キャンセルが用意されていますので、大変便利です。


IntelligentFlight003

フライトの進行状況は、「撮影状態アイコン」の、

下に%で表示されています。

これが100%になる前に終わって帰還した

場合は、ターゲットロスト等で失敗して

いますので、今一度やりなおしましょう。


◇距離より見え方が重要。

認識しにくいもの、ロックが外れやすい

モノはありますが、距離を調整すると、

見え方が変わり、うまくいくものもあります。

対象物との相対距離ではなく、

画面上どう見えるかが重要です。


画像認識なので、あまり小さくならず、

大きくならず。その辺はもう経験になります。

何度か試して感覚として掴みましょう。


QuickShot

◆ドローニー

IntelligentFlight002

・指定目標よりバックで引いていき全景を撮影。



QuickShot

◆サークル

IntelligentFlight005

・指定目標をぐるりと周回して撮影。



QuickShot

◆ヘリックス

IntelligentFlight007

・指定目標を旋回しつつ高度上昇。螺旋上昇での撮影。



QuickShot

◆ロケット

IntelligentFlight010

・指定目標の真上に高度上昇しながらの撮影。