Safariでの動作に付いて
Safariブラウザでの動作については、
正常に動作しない事例が確認されております。
「Mavic Air」について
機体名:DJI製 「Mavic Air」
重 量:430g
寸 法1:168×184×64 mm(飛行展開時)
寸 法2:168× 83×49 mm(折り畳み時)
飛行時間:21分 (25k/hの一定速度で無風時)
カメラ:3840×2160 24/25/30p(4k)
バッテリ:2375mAh(LiPo 3S)
ジンバル:3軸メカニカル 「チルト、ロール、パン」
送信機(グローバル時):5.4GHz、2.4GHzWifi並列接続
送信機(日本電波法内):2.4GHzのみ、Wifi単独接続
(5GHz電波法封印)
発 売:2018年1月28日
DJIって?
海外のメーカーですが、この分野では最も
進んでいるメーカーの一つです。
代表機種としてphantomシリーズが有名です
テレビ等でも最も見かけることが多い機種。
「AirLabo」のページにて一度紹介しているため、
詳しくはそちらで・・・。
200g規制該当です
Mavic Airは440gあり、規制の200gには、
収まりません。
「AirLabo」のページにて一度紹介しているため、
詳しくはそちらで・・・。
200gの壁は想像以上に厚いですよね。
この重量ならオモチャ以外はありえない
重量って事なのでしょうか?。
「Mavic Air」ってぶっちゃけ性能は?
既存の「Spark」はおもちゃを逸脱した
必要最低限の性能を持ち運べる最小のドローンです。
ほぼ後継機の位置に座るMavicAirは
折り畳む事によりとSparkより
小型になり、大型化に伴う携帯性悪化を
克服しています。
たかが140g、されど140gの増加です。
重量アップにより、安定性が向上、
スペースの増加により3軸ジンバル
など、泣く泣く削ったであろう
装備の機能向上が達成されました。
これで必要な装備はほぼ揃いました。
パッと見でもほとんど妥協の跡は見えない仕様。
Sparkとの簡単な比較も混ぜながら、
性能を見ていきましょう。
Sparkは死んだわけではない。
何度でも蘇るさ!?
みんな、思ったのではないだろうか?
「Spark」は、これで死んだの
ではないかと?
結論から言うなら、
「1台だけ」として買うなら、
「Mavic Air」です。
4万ほどコストアップだが、立場(携帯機)
もかぶるものを2台持ってもしょうがない。
携帯機を1台だけ欲しいなら、4万の追加コストで
「この1台で」が良いと思う。
Sparkの方が6万で良いから安いだろうって?
Sparkはフライモアコンボでなければ
実質役に立たない。理由はコチラで解説。
だが、「最小型」にこだわるなら、
やはり「Spark」です。
これはMavicAirを「買った後」での再評価。
特に、ゲリラ空撮を大事にする場合は、
(悪い意味でなく、チャンスを急ぎ撮りたい場合)
携帯性の代償としての折り畳みが、
当初思ったよりは重く感じます。
案外折り畳み展開に手間がかかり、
展開している間にロス時間が出るのだ。
しかも焦っても雑にできない。壊しそうで。
「Spark」だと、夕日が差してきてから、
夕日を撮るために車を止めても十分間に合う。
「開ける⇒バッテリーセット⇒
電源を入れてGPSの拾いを待つ」と、
「開ける⇒展開する⇒バッテリーセット⇒
電源を入れてGPSの拾いを待つ」
実際感覚として、結構タイムが変わってくる。
短縮方法としては、バッテリーを入れてから、
先に電源を入れるが考えられる。
だが、前のバッテリーが付いた
ままだと、外すのは無理。
展開前だとバッテリーを外すツマミが隠れている。
付けっぱなしか、カラの状態で運搬しよう。
重 量:200g以下が欲しい(規制の為)
MavicAir:440g、240gオーバー
SPARK:300g、100gオーバー
これは440gなので、規制の及ぶ範囲
に入ります。
ですが、実用的な性能を詰め込むと、
200g以下はまだ実質無理でしょう。
3年もしないうちに200g以下にでも到達するとは
個人的には思うが、Sparkを使った経験から、
200gでは風の影響が強すぎて、本格的な。
空撮は無理なのではないかと思う。
寸 法:小型でも大型でもそれぞれ弱点がある
MavicAir:現時点でのフルスペック最小型
SPARK:現時点での実用最小型
最小型も「Mavic Airじゃないのか?」って
声もあります。
Sparkはフライト時の実用最小型ってセンで。
「Air」は折り畳んでいる状態じゃ、飛びませんし。
「なんとかここまでは欲しいな」って、
妥協がまったく無い点では、最小型です。
「Spark」はサイズ故の妥協のような、
スペックの絞りがあるのも事実ですし。
ですが、「Air」は小型化を折り畳みに
頼っているので、「ポン開け即フライト」
は、出来ません。
即上げできる実用最小型なら、「Spark」
携帯機最小型と言うジャンル分けを
するなら、「MavicAir」が最小型と
言えるのではないでしょうか。
実働飛行時間:15分以上
MavicAir:実働15分
SPARK:実働10分
「Spark」の実働時間は、
(帰還も考慮して使える時間)
10分と言ったところ。
とりあえず十分な時間だが、もう少し
欲しいと思う場面もありました。
「MavicAir」は実働15分程ある上、
フライモアコンボだとバッテリーが
3本になる。
Sparkフライモアコンボは2本でしたが、
それでも、計画的にやれば運用できて
いたのでかなり余裕が出来ます。
空撮で10分は短いが、
15分は結構長い。
実際10分あればだいたい撮れる上に、
制限に追われないので心にも
余裕が持てます。
カーショップで「インバーターコンセント」を
購入して車で充電出来るようにすると、
飛躍的に撮影範囲が延びる。
車を使用しない場合は、出来るだけ
大容量のモバイルバッテリー
で、やりくりしよう。
一か所では10分くらいしか撮影しないからだ。
次の地点までにバッテリーを補充できればOK!
5000円くらいでお手軽だが、あまりに安いものや、
インバーター無しのものは選んではいけない。
質の悪い電源は精密機器を、
故障させてしまう。
カメラ:遠景が多いのでフルHD画質は欲しい
MavicAir:4K(3840×2160)
SPARK:フルHD(1920×1080)
「Spark」ではフルHDでした。
遂に携帯機で4kまで撮れるようになったのは、
Sparkと比べての大きな進歩の一つ。
解像度問題は色々と複雑で、高度が
上がる程良い景色が得られたりするが、
高度が上がるほど高解像度が
必要になる。
しかし、4Kが必要だろうか?って疑問もある。
これは用途がweb素材などの場合、
ある程度以上あってもあまり意味がない
という矛盾。
どうせ縮小が必要だ。
今はスマートデバイス時代で、通常のweb
動画素材としては480x270あたりで
ないと、モバイル回線での考慮がされて
いるとは言えない。
※ちなみに、このサイトはスマートフォン時、
画像が320x240に切り替わります。
空撮画像はバンド演奏などとは違い、
不用意にビットレートを
落として圧縮をやりすぎると、
存在価値が無くなるのも難点。
ボケボケの地上を眺めてもねぇ・・・。
web素材にはフルHD(1920×1080)で、
必要十分だろう。
そういう意味でも、「Spark」は死なないと思う。
まだまだ使い方次第で、十分戦えます。
コラム:撮った後の処理も大事
「Spark」ではフルHDでした。
「MavicAir」は携帯機で4kまで撮れるように
なったのは、Sparkと比べての大きな進歩の一つ。
もちろん素材的には高画質である方が
望ましい。
圧縮する素材は、同じ解像度に圧縮する
としても、元の素材解像度が良い程、
最終的に綺麗な圧縮結果が得られる。
動画圧縮に必要なものは、より
高解像度の素材と、性能の良い
動画ソフトウェアの2本柱だ。
ちなみに、動画ソフトウェアも進歩する。
同じMP4へ圧縮するものだから、
同じだと、簡単に考えてはいけない。
圧縮に使うアルゴリズム(計算式)や、
細かいバージョンの動画規格が変わっただけで、
画質や圧縮速度が変化していく。
新しい(またはアップデートされる)
ソフトの方が、より新しい技術が
取り入れられている可能性が高い。
ラクに安定した動画編集を行うには、
まあ、ぶっちゃけ有料のソフトウェア。
代価を払うわけだから、「楽」と
「安定」は折り紙付きだ。
何か問題があればサポートに言えばいい。
これも有料ソフトの特権だ。
とは言え、個人用途では勉強さえ
する気があれば、フリーの無料ソフトでも、
十分に使える。
Windows機であれば使えるマイクロソフト純正
「Windowsムービーメーカー」
簡単に使うなら、このあたり。
もちろん、簡単の代償は簡単な編集だからだ。
それでも、十分に使える性能は
持っている。
スペシャルな動画編集を行うなら、
「AviUtl」がほぼ何でもできる。
昔、ニコニコ動画にこれで編集した
MADを良く上げていた。
しかし、かなり敷居は高い。(難しい!)
無料には代償があるのも覚えておこう。
安易に何でも無料と考える風潮は
危険な風潮です。
行動データをビッグデータとして
盗られていたり、忍耐を強いられたり、
広告が邪魔だったり。
必ずどこかで回収されているのだ。
タダより高いものは無い。
ジンバル:必須。できれば3軸・・・
MavicAir:3軸「チルト、ロール、パン」
SPARK:2軸「ピッチ、ロール」
+1軸、この差が「Spark」から大きく
躍進した機能の一つ。
そもそもジンバルって何?って話だろう。
ジンバルとは、1つの軸を中心として物体を
回転させる回転台の一種とWikiにある。
ドローンの場合カメラの主軸に取り付けてあり、
揺れに対して逆のカメラ操作を行い
自動的に画像を安定させる機能だ。
空を飛ぶドローンは安定性に欠けるため、
必須の機能となる。
これが付いて、初めて実用機と言って過言ではない。
Amazonのおもちゃには当然、付いていない。
ジンバルについて「空撮Labo」で解説している
Link:「空撮Labo」そもそもジンバルって何?
「SPARK」では不足していた+1軸
が、「MavicAir」には実装される。
そんなに変わるのか?と、思う方に
ちょっとだけ補足しよう。
Sparkの何がわかりにくいって、書き方が違う。
「ロール」は他機種と同じ書き方だが、
「ピッチ」と書いてあるので、それは
「チルト?」もしくは「パン?」なの?と、迷う。
当てはめるならこれは、
「ピッチ」=「チルト」
そして3軸はそれぞれ以下となる。
引用:医療向け製品販売オリオン技研さんより
医療用カメラでも、空撮のカメラでも基本は一緒。
オリオンさん、非常にわかりやすいデスありがとう。
このように、3軸あればどちらにも、
どんな角度でも、メカ可動域の
範囲であればカバーできる。
よって、ブレを打ち消す動作をさせれば、
「ブレを消す」事が可能となる。
デジカメの手ブレ補正はこれを内部処理で画像を
ズラして、ブレを打ち消しているだけだ。
(カメラを動かすか画像を動かすか、考え方が逆なのだね。結果はまあ一緒。)
この中で「Spark」は、「パン」がない
つまり、横方向の不意の動きは
カバーできない。
「Spark」の解説で、横方向の急な動きは
避けると解説している(Link)のは、ここが
主な原因だったりする。(*´ω`)ドンマイ
サイズ的に無理だったんだろうが、やはり
諦めが良すぎたよなあと・・・。
個人的には、4kになったカメラより、
ジンバル機能アップの方が、
はるかに価値があると思う。
送信機:理想は2.4GHz、5GHz並列接続
MavicAir:2.4GHz、5GHz並列接続
MavicAir(日本):2.4GHz、日本国規制による
SPARK:2.4GHz、日本国規制による
ドローンは今や小学生でも一般的になった、
Wifiでの接続で制御されている。
そんなドローンの生命線と言える通信だが
日本の電波法は現実に追いついておらず、
5GHz電波帯が屋外使用不可
であったりする。
「MavicAir」は、2.4GHzと5GHzの
並列接続が、実装されている。
これは安定度の向上に非常に貢献する
技術だが、今までは高級機しか、
なかなか実装されなかった。
しかし、これは日本では
使うことが出来ない。
2.4GHzでの固定接続に制限されます。
安全を考えるなら、「必須にすべき技術」
日本の電波法がいかに遅れているかが、
一目瞭然だ。
わざわざ電波法で、安全を落とす
という、なんともやるせない事になっている。
Link:「空撮Labo」電波法について
日本国内で2.4GHz固定は
覚えておこう。
そしてやってきた、日本だけ2.4GHz時代。
アカン、日本のドローンだけ「え~?」
な時代。。。( ゚Д゚)
役人の決める事なのでどうにもならないが、
国際的にドローンを扱う関係者は片身狭い
だろうな。
失礼ながら役人はまったく当てにならないが、
Amazonあたりが政治家に金を積んで(?)、
働きかけを行うだろうなと踏んでいる。
でないと、ドローン配送など危なくて出来ない。
価格とまとめ:2~1万くらいだといいなあ
MavicAir:フライモアコンボ13万くらい
SPARK:フライモアコンボ9万円くらい
実用型はやっぱりそんなに安くない。
まだまだ2万や1万は、Amazonで売っている、
オモチャが妥当なセンだ。
先に書いた通り、
「1台だけ」として買うなら、
やはり「MavicAir」です。
4万の追加出費は、そこそこ大きいのですが、
差額は「3軸ジンバル」と、
「4kカメラ」で十分なアップグレードを
されますので。
折り畳みを苦にしなければ、同じ事が可能です。
ここまでの「SPARK」「MavicAir」の比較を
見て、どうだっただろう?
妥協もあるが小型即上げに
長けた「Spark」
フルスペック機体を、なんとか
折り畳みで携帯性と言う弱点を
カバーした「MavicAir」
発表時は完全に「Sparkは食われる」と
思ったものだが、思った以上に個性が違う。
特にweb主体の方にはチャンスに即上げで
撮れる、Sparkの方が性格的には合うだろう。
山に登ってフルスペックで撮りたい、
または、外国を撮影で回りたい、そんな人は
即上げより携帯性に優れる「MavicAir」。
良く考えて、自分に合った機体を
選んで欲しい。
値段的に「どちらも」と言えないのが、
なんとも悩ましい所ではないだろうか。
「MavicAir」でできる事
おもちゃを逸脱した、フルスペック
性能を持ち運べる折り畳み携帯型ドローン
詳細はメーカーサイトを見るのも早い。
引用:Link:DJI「MavicAir」公式サイト
とは言え、公式サイトは良い事しか書かないもの
実際に使った場合、その機能は果たして
使えるの?良いの?悪いの?
この機能いらなくね?
そのあたりを軽くレビュー
購 入
公式サイトか、代理店で!
DJIのドローンは、意外といろんな所で
売っている。
会員制のコストコホールセールには、
専用モデル(現在はMavicPro)があるし、
店舗によってはビックカメラにも
置いてある。
既に「Pro」が置いてあるコストコに「Air」が
登場するのも時間の問題だろう。
まあそうは言っても普通のおもちゃ屋が
売るべきものでは無いので、通販が一般的。
こんな感じで、Amazonにもあれば、
楽天にもあるし、自分はアクセスを、
まったくしないがやあっほ~さん
にも、置いてあったはず。
ちなみに、台湾では電気街の街角で
ドローンが売られていた。
いろんな通販で売っているのだが、
価格は微妙な差額分しか変わらないので、
正規のDJIショップ、または正規代理店が
絶対にお勧めだ。
理由はサポート。問い合わせや、修理などの
サポートは結局のところ、最終的には
DJI本体でしか、やっていない。
(部品無いので他はやりようもない)
簡単な修理くらいなら、正規代理店でも、
やっているが、基本はDJI送り。
正規代理店でもない店では、そもそも
質問の回答すら返せない。そりゃそうだ。
ただのオモチャ屋にパソコンの質問を
するようなものだからだ。
DJIJapan・・・回答、修理なんでもござれ。
正規代理店・・・回答サポート、簡単な修理。
大手は上記2社でしょうか?他にもあります。
闇(?)代理店・・・全部DJIに言ってください。
こんな感じなので、たかだか1000円安い
くらいで、わざわざ正規ルート以外で
買う意味がない。
下手をするとリマーク品(修理再生品)を
掴まされる危険性すらある。
自分のように「モノさえくれば自分でやる!」
人以外は、正規代理店で買おう。
実際に公式ショップでも代理店でも、
お値段は変わりませんしおススメです。
例え初心者でも、丁寧にサポート
してくれる。
楽天やヤフーなどの、
サイト公式店だと、
ポイント増量のキャンペーンなど
を狙う事により、実質お値段が
落とせてしまったり?!
そういや型落ちでphantom3がリサイクル店に売ってたなあ。
遊ぶだけならお得に感じた。(*´ω`)
折り畳み機構
小さな巨人です
「Spark」より2回りほど大きなサイズ感。
携帯するには「Spark」でも大きい気がするが、
さらに大型になった。
やはりこのサイズでないと、妥協せずに
フルスペック性能は詰め込めないのだろう。
携帯性を解決するために、史上初の
折り畳みドローン「MavicPro」の
遺伝子を受け継ぎ、折り畳み
機構を装備した。
これで「Spark」より小型になる。
「MavicAir」はSparkと同じ立ち位置だが、
折り畳み機構と言う事で「Mavic」シリーズの、
直系に位置しているのだろう。
でも、来年あたりは折り畳み式の
「Spark」とか開発してそうですね。
もっとも、折り畳んでもバッテリーの
技術革新が起きないと、さらに飛行時間が
減りそうではあるし・・・。
Sparkでこれ以上減ると実用では無理かな。
(折り畳みは強度の問題で重くなる)
折り畳みの方法は、横に貼ってある、
シールの通りの順番で。。。
①の後部プロペラシャフトを
クルっと下へ回転させて・・・
②の前部プロペラシャフトを
パタっと前へ展開!
これを反対側にも実施。
畳むときは、逆の順番で折っていく。
ぶっちゃけ展開はそう難しくないのだが、
持ってはいけなさそうな場所もあるので、
慣れのような気がする。
熟練すればSparkのように即上げに、
近い速度で持って行けそうだ。
畳むときは、プロペラの向きに
注意が必要だ。
何かに引っ掛けてプロペラの寿命を縮めそうで、
プロペラの向きに神経を使う。
送信機レバー脱着式
なくすな注意!
「MavicAir」より送信機のコントロール
レバーが脱着式になった。
携帯する上ではありがたい機能。
この効果で、プロポから本体まで、
すべてが、フライモアコンボ付属の
トラベルバッグで運搬可能に!。
しかし、副作用が無いとは言っていない。
あくまで、可搬性が向上しただけで、
普段の常用できる環境は、
(車での撮影旅行など)
逆に組み立てる手間が必要だ。
これも即上げを妨げる項目の一つ。
普段は「つけっぱなし」でのうまい運用を、
考えてみたりした。
写真のような、
「超コンパクト体制」は、
年に数回あるかなぁ?という気がするし。
これは、後日記事にしよう。
しかし、これは基本的には素晴らしい。
「ここまでコンパクトに出来る」
という事に、意義がある。
登山など年に数度は役に立つのだ。
外した「レバー」は、折り畳み
送信機の「脚」の部分に装着して
格納出来る。これで脚をたためばOKだ。
しかし、ぶっちゃけ紛失するので注意!
特に、冬の分厚い手袋での装着は
失くしてくれと言わんばかりだ。
フィールドの上でポロリと
行ったら、本当に逝ってしまう。
レバーそのものは10ドルなので、
1,000円くらいだが、もし予備を持って
なければ、撮影ができなくなるのだ。
もし交通費をかけていたりすると・・・
その場で寝込んでしまいたくもなります。
溝でも割れ目でもどこでも
消え去るので、できる環境ならば、
付けっぱなしを考える方が生産的だ。
基本飛行
小型なのにド安定
「Spark」のような小型でも心配はなかった。
もちろん、風に煽られれば画像は揺れるが、
落ちるや、流されてしまう等の
危険はほとんど感じない。
DJI系のドローンでロストしそうなら、
飛ばす判断基準に、問題がある場合が多い。
さらに「重量」と「サイズ」のある
「MavicAir」は、さらに安定する。
たった+140g、されど+140gだ。
重量だけとは考えられないくらいに、
制御系(ソフト上)での改善も図られて
いるような?安定度を感じる。
小型の「Spark」でも、
撮影をしない前提であれば、
風速8m~10m近くは軽く
修正してくれるので、さらに安定した
「MavicAir」の基本飛行能力は
相当な安定度にあると思って
もらって問題ないだろう。
でも、試しに台風の時に上げて
みようとは思わないようにね。
突風で一瞬でタテに回れば
イチコロだから(*´ω`)。
セーフティ機能
かなり自立制御してくれる
安全に飛ばすための機能として、主な機能が以下
1・GPS、気圧計での自立飛行
2・FlightAutonomy2.0による障害物回避
GPSは、「ホバリングでその場所に留まる」
が可能となる。
考えてみれば風で流されれば、操縦者はそれに
抵抗して元の位置に戻す必要があるのだ。
これを、GPSの位置検出において
自動で行う。
気圧検出により自機の高度も
把握しているので、高度も同様に、
自動で合わせることが出来る。
つまり、可能な限りずっと同じ位置に
浮いていることが可能になるのだ。
当たり前だと思うかもしれないが、
これは実はかなり楽な機能。
移動後に逆ブレーキをかけずとも、
自動でその場に停止する
ことを意味する。
逆カウンターなどを考えないで良いだけで、
操作性は天地の差ほど楽になるのだ。
FlightAutonomy2.0は、
3次元カメラや各種センサ
で自機の周囲を監視する機能。
引用:YouTube、DJI「MavicAir」公式紹介
試したが、障害物を検知すると
警報を出して移動を停止する。
かなり便利だ。
これはバージョンが2.0になった。
.0(テンゼロ)の意味があるかは不明www
1.0だった「Spark」よりセンサーが
増えて、「後方センサー」が
増設された。
これまでは「後退」は目視確認
(ちゃんと設定で後退をONするときに「自己責任だぞ」と警告が出る)
だったが、最低限センサーで捉えられるものは、
障害物として検出してくれる安心セーフティ。
監視している方向は、
「前」「下」「後方」
が監視中となる。
将来はきっと360度全方位監視が
当たり前の時代が来るのだろう。
上記2つを組み合わせて自動帰還
する機能もある。
手動でも出来るが、緊急時にもGPSと
センサーで、元の位置に帰還
しようとする最終セーフティ。
恐ろしい事態、どうしてもWifiが接続不可など、
緊急時には極力戻ってくると
わかるだけで安心度は格段に違う。
きっと一度でもこの機能に救われれば、
価格の事は気にもならなくなるだろう。
インテリジェント・フライト
Intelligent-Flight
さらに小技、増えました
安全に帰ってくる機能もそうだが、応用して
さまざまな便利機能が組み込まれている。
今回の目玉は、何と言っても
「スローモーション撮影」
これだろう。
なんとかネタを見つけて紹介したいものです。
その他にも、クイックショットの小技が増えた。
「アステロイド」「ブーメラン」
の2つだ。
特に「アステロイド」がド派手。
1・クイックショット
◆既存ショット
◇・ドローニー ・ヘリックス
◇・サークル ・ロケット
◆新規ショット
◇・アステロイド ・ブーメラン
2・スマートキャプチャー
(旧・ジェスチャーコントロール)
動画はSparkだが、同じ事が可能だ。
だが、手のひら離陸、
手のひら着陸は、無くなってしまった。
「実装してみたら、やっぱ危なかった(*´ω`)」
って事だろうなぁwww
個人的には使ってて危なかった事は
無いんだけどね!
その代わりと言っては何だが、
最初に顔認識を成功させておけば、
いつでもスマートキャプモードに
移行できる。
意味があるかは不明だが、いいんじゃね?
Sparkの時の性能はコチラ
3・アクティブトラック
カメラに認識させた対象物を追いかけるモード
MavicAirでの性能は、まだ未確認だ。
4・タップフライ
スマホの地図上で指示した場所へ障害物検知で
避けられる限り避けながら移動
インテリジェントフライトについては、
MavicAir版の解説ページを作成する予定だ。