推奨ブラウザについて
主要なブラウザでの動作確認をしておりますが、
主にChromeブラウザを推奨しております。
フライモアコンボ廃止
「フライモアキット」へ
DJI系のドローンを買うにあたり、これまでは、
「標準セット」で買うのか、
「フライモアコンボ(Fly More Combo)」
で、買うのかという選択があった。
今回からは、「コンボ」パッケージは廃止で、
基本セットに、フライモア「キット」を
追加する形だ。
なので、とりあえず基本セットを買えばよい。
必要と感じたら追加で十分だ。
しかも、「Mavic2」では、「コンボ」を
買わない選択肢も有効だ。
「MavicAir」以下のドローンでは、
ほぼフライモアコンボ一択だった。
単純に飛行時間の問題だ。
複数バッテリー運用が前提なので、
「バッテリー2本追加(総バッテリー数3本)」と、
複数充電環境を構築する「充電ハブ」を追加すれば、
フライモアコンボの差額に届く。
超有用な「トラベルバック」までついてくる
コンボを選ばない意味が無いのだ。
しかし今回、「Mavic2」は、
Phantomシリーズと同等の
飛行時間を手に入れているので、
必ずしも「バッテリー3本」である
必要性は必ずしも無い。
「2本」であれば、運用でやりようはあるのだ。
Mavic2「標準セット」
基本的なものは揃っている
・Mavic2本体
充電&通信端子は「USB3.0Type-C」
・プロペラ一式
・バッテリー
機体1個にバッテリーも1個、本当に最低限です。
・標準充電器
標準ではバッテリー1個だけ充電できます。
バッテリー2本までなら、標準セットでなんとか。
・送信機(プロポ)
充電端子は「MicroUSB」
・コントロールスティック(スペア/1組)
・RCケーブル
Lightning用(写真ではプロポに装着済)
Micro USB用
USB Type-C用
・通信ケーブル(USB3.0Type-C)
え?USBType-Cしか付いてこんの?
と思ったあなたは賢い。
・USBアダプタ(USBType-C⇔MicroUSB)
ホンマもんの普通のUSBアダプタです。
なんでこんなもんがあるかと言うと、
(賢い人はプロポの段階で気が付いたハズ)
「MavicAir」以降、「Mavic2」も
本体の端子が、USBType-Cに
なってしまったから。
でもプロポはMicroUSBのまま。
プロポ充電用に変換アダプタが
付属しているのだ。
単なる紛失フラグでしかない。
通信速度の問題で、端子変更したのだろうが、
※本体側は4K動画の転送で速度を重視、
※プロポは充電切れに備えて汎用性を重視で
※方針が相反したものと思われます。
モノによって端子がバラバラとか、
アホちゃうかと思う。
せめてキャップ式のアダプタ
連結ケーブルにするべきだと、
一晩問い詰めたい。
失くしたらコンビニか家電量販店で・・・。
こんな汎用のモノはDJIショップで
買わないでよろしい。バカみたいだから。
・ジンバルプロテクタ
カッチリしたものが付いてます。
ツマミを解除したら引き抜くだけなのに、
ガッチリ保護される優れもの。
・キャリングケース(なし)
「Mavic2」にはキャリングケースは
ありません。
先代の「MavicPro」にもなかったので、
無いのが通常の状態です。
これだけは、フライモアキットを
買わない場合でも、専用ショルダー
バックを単品購入する事になります。
他のバックで、工夫できれば別ですが。
その他、プロペラガードも標準セットより
外れました。これは使わない方も居る上に、
Mavic2(先代Proも含む)は入門機ではないので、
DJIの販売方針からも外れたのでしょう。
「Fly More Kit」
バッテリー3本必要なら追加を
やっぱり差は、バッテリーの
複数対応。
バッテリー3本以上だと、1本ずつ充電では、
実際問題としてどうにもならない。
バッテリー3本以上は、
安くなるコチラ!。
・プロペラ予備
プロペラは消耗品です。飛行させれば劣化します。
定期的な予防交換が必要で無駄になりません。
飛行中にプロペラに異常が出ると必ず墜落します。
悪くなってから交換する事はできません。
・バッテリーx2個
これでバッテリー合計3本になります。
合計で1時間以上の飛行が可能!。
・バッテリー4台同時充電ハブ
これがあるとバッテリーの複数充電が
出来るのもメリットです。(同時でなく、順番式)
しかも、「Air」から受け継いだ、
折り畳み式で簡単コンパクト。
これで4台まで連続充電をさせておけます。
・Mavic2カーチャージャー
今回フライモア入りした有用アイテム。
車移動派には強力な助っ人。
普通に充電ハブを挟むことも可能です。
これまではインバーター
コンセント変換で、標準充電器で充電
していた方が大半だと思います。
カーチャージャーでは、
標準充電器より出力が高い
ので、シガーソケットよりカー
チャージャー経由で
充電したほうが、充電時間が
短くなります。
車派には、なぜ今まで別売りにしていたのか、
わからないくらいの超有用アイテム。
ドローン持ってる人は、たいがい車で
移動して撮影するでしょうに?
逆に、車持たない都会人には、
ドローンを生かす機会は
少ないと思われ・・・
特に日本は、飛ばせる場所ね~じゃん。
フライトマップ見たら、真っ赤よ関東とか・・・
・バッテリーパワーバンクアダプタ
ドローンのバッテリーが、緊急時の
モバイルバッテリーに!
相変わらず、必要度は低め。
普通にモバイルバッテリーを持っていれば、
スマホには充電できるが、ドローンには
そうは行かない。使ってしまうと飛べなくなる。
本気で遭難した時用かも?
・Mavic2専用ショルダーバック
「Air」の時と違い、キャリング
ケースが無いので、社外品を買う気が
無ければ、必然的にこれだけは買う事になる。
専用設計なので、ピッタリ収まる。
バッグやザックに、機体をスリーブや裸で
放り込むのは、いかにも壊れそうで不安。
まあ、要るんじゃないかな普通。
フライモアキットは必要?
オススメの買い方は標準+バッテリー
フライモアキットってお得なの?要るの?
内容価格を検証しましょう。
フライモアキットの価格は、45,900円です。
その中から、どうしても必要な
モノはどれ?
①バッテリー
2本(+1本)か3本(+2本)か、
悩むところです。
しかし、Phantom並みの飛行時間
(実働25分)があるので、2本(+1本)で
いいかも?
前提は車での移動だが、一本撮影に使ったら、
次の1本と交互に充電しながら
撮影ポイントを移動すれば、そうそう切れない。
・バッテリーx1 ¥16,200
:Amazon/Rakuten:※rakuten側はちょっとだけ安い
②専用ショルダーバッグ
他のカバンで代用するのもいいが、専用設計で、
ピッタリ収まるので保護の点で鉄板。
収納場所が考えられていて、無駄が無い。
フライモアキット買わずとも、単品で
購入したいのがコレ。
・専用ショルダーバッグx1 ¥11,880
:Amazon/Rakuten:※rakuten側はちょっとだけ安い
バッテリー1本 + 専用ショルダーバック
合計:¥28,080・・・差額=¥17,820
差額は、ほぼバッテリー1本の
値段と同一なので、
バッテリー3本運用なら、間違いなく
フライモアキット追加購入となる。
ほとんどタダで、超有用アイテムの
充電ハブとカーチャージャーが
増える至れり尽くせりだ。
ちなみに、それ以外のアイテム評価は、
ボツ①プロペラ予備
・・・必要な時買えばいいわ。
ボツ②パワーバンクアダプタ
・・・貴重なドローンのバッテリー使ってどうする。
スマホはモバイルバッテリーで。
ボツ③充電ハブ
・・・有用だが、2本なら運用で何とかなる。
惜しい④カーチャージャー
・・・これは本当に惜しい。2本体制なら、
充電時間の短縮は強力な味方になる。
これだけ追加購入しても良いが、ギリ見送り。
判断は貴方に任せる!。
・Mavic2カーチャージャーx1 ¥8,760
:Amazon/Rakuten:※Amazon側はちょっとだけ安い
これまでを踏まえた上で、どう購入するかを、
よく考えましょう。
資金に余裕があれば、フライモア
キットを買ってしまえば間違いなく
割安ではあります。
:Amazon/公式:
:Rakuten/公式:
セット以外の「あるといいモノ」
ぜひ欲しい追加アイテム
・マイクロSDカード
これは必須。撮影データを記録します。
内蔵でも8GBの記録容量を持ってはいるが、
内蔵に記録してしまうと、PCと直結
しないと、取り出せない。
SDカードを抜いて取り出す方が
汎用性があるので、最初から
SDカードに書き込むように変更する
方法をオススメしたい。
先代の「MavicPro」もだが4kのデータを、
扱うには高速な書き込み速度が要求される。
以下の表示を確認してから購入しよう。
「MicroSD」=小さいカードで、
SDHCまたはSDXCと記載があり、
さらに、
「⓾」もしくは、「Class10」と記載、
さらに、
「Ⅰ(ギリシャ1)」もしくは「Uの中に1」
及び「UHS-1」と書いてあり、
「V30」と書いてあるモノ。
安いものは上記の規格はあっていても、
使えないものがある。
または使えても、転送が追い付かない
ものは、カクカク空撮の出来上がりだ。
※ちなみに、写真のカードは「非V30」で4kで撮ったらカクカクでした・・・
自信がなければ、検証済みの
SDカードを購入しよう。
Link:DJI正規代理店「SEKIDO-推奨SDカード」
:Amazon:
32GB
サンディスク ( SANDISK ) 32GB microSD Extreme PRO R=100MB/s W=90MB/s SDアダプタ付き [海外パッケージ] SDSQXCG-032G-GN6MA
:Rakuten:
32GB
64GB
128GBまで対応で、それ以上のものも
一応使えるが、記録できるのは128GBまでだ。
念のために言っておくが、ここで紹介した
ものは参考なのでこれを買う必要は全くない。
同じものをもっと安く発見した場合は、
そこから買おう。
偽物にだけは注意してね。
・送信機充電用にMicroUSBケーブル。
これが無くても使えます。単なる
付属のUSB(USBType-C⇔MicroUSB)
アダプタの紛失対策。
完全に「充電用途」で100円均一のものだ。
充電だけなので通信対応すら必要が無い。
邪魔にならないように巻取り式で、
充電速度は遅いものだが、それでも十分。
一度プロポにフル充電すると、プロポの方は、
慌てるほど充電は減らない。
帰るまで持てばいいし、
モバイルバッテリーから補充してもいい。
・iPhone、iPadなどiOS機器
あったらいいな、あるといいなiPhone。
「DJIGO4」という飛行ソフトで
飛行させる事になるが、Android
スマホは要求スペックが
比較的高めで、おまけにAndroid版
ソフトウェアの出来が比較的良くない。
しかも、結構薄情で機種の切り捨ては
よく発生する。
人によっては、
Android版は出来損ないと
公言してはばからない。
確かに、動かないと腹は立つが。。。
まあ、Androidは機種間誤差も
凄いし、対応の難しい部分も、
あるんだろうなと、同情できる
部分もあったり。(でも免罪符にはならないよ!)
同じバージョンのAndroidで
挙動が違うとか、グーグルはマジ
どうかしてると思う事もチラホラ。
iOSの方が安定してて、
DJIのサポートもしっかり
しているので、出来るだけiOSの機種を
確保する方が幸せになれます。
まあそうだよなiPhoneだと数機種だけ
完璧に動かせばいいし対応も楽なんだろう。
このへんはフリーで勝手にメーカーが、
ガチャガチャとカスタマイズしちゃう
Androidが限界なんだろうね。
Setup! Mavic2準備編
セット内容を確認したところで、欠品がなければ
セットアップの準備を始めましょう。
でもまあ、この辺は「MavicAir」と、
ほとんど一緒だったりする。
まずは下準備しよう
ソフトのダウンロード
まずはスマホに飛行制御の
アプリをダウンロードしよう。
ファントム3などの旧DJIのドローンには
無い仕組みだが、
アクティベーションと言って、
ドローンの利用開始コードを
送信しないと起動しない
仕組みが導入されている。
アクティベーションに必要なので、
まずはアプリをスマホに、
ダウンロードしておこう。
スマホの性能はかなり
要求される。
2~3年前の機種なら当時の
最高機種でないと動作的にツライ。
(※特にAndroid系)
このへんはiOSだとiPhone6でも
まだ動くので、古い機種の場合はiPhoneが有利だ。
必要なのはコチラ。
「DJIGO4」というアプリになる。
「DJIGO」の方は旧版で、
アクティベーションが不要の時代の
機種が対応のソフトだ。
もちろん、旧版のアプリでは
動作しない。
まずは下準備しよう
バッテリーを充電しておこう
次にバッテリーを充電しておこう。
コンボキット追加ならバッテリーは3台、
忘れがちなのが送信機(プロポ)
これも充電が必要なので充電しておく。
送信機の充電は、要はスマホと同じだ。
充電アダプタにちゃんと送信機用の
USB出力が用意されているので、
送信機の側面にある、(※背面ではない)
microUSB端子から充電しよう。
ちなみにバッテリーを、
Mavic2本体にセットした
状態でも、本体のUSB-C端子より
同じ要領で充電が可能だ。
ちょっと補充したいだけなら本体に
装着したまま、本体で充電するという
手法でも充電できる。
パワーソースとしては、
モバイルバッテリーからの、
充電も可能なので覚えておこう。
純正充電器の出力は5V2Aまでなので、
世間一般で利用されている
モバイルバッテリーなら、普通は何もせずに
使えるはずだ。
容量の大きなものがあると補助充電として重宝する。
2.4A対応などの急速充電仕様のものも
増えているが、基本的には電圧規格が
合わなければ1A(標準)充電での
動作になる。信頼性のあるメーカーなら
間違いない。
ただ、聞いたことも無いような中華
メーカーなどはわからない。
すべてにおいて保障されている訳ではない
ので、異常加熱などが起きていないか、
必ずある程度は付いて居よう。
まずは下準備をしよう
プロペラを付けてみよう
プロペラは向きと取付方向があります。
プロペラの上面を見ると、白ラインが
引いてある。
本体側モーター部にも、同じく
白い目印が引いてある。
拡大してみた。〇で囲っている部分だ。
これを目印にしよう。
目印のついていない羽は、目印の無いモーター
白ラインのついている羽は目印のあるモーター
それぞれに装着する。
羽の足がモーターのキリカキと
合う形になっている。
キリカキ部分に、上からまっすぐ
に押し入れよう。
キリカキ部分に足が入ったら、
クルッと回す。
回すことにより足が固定されてロック
される仕組みだ。
まずは下準備をしよう
バッテリーセット、電源投入
購入時はバッテリーセットガイド
のシールが貼ってあります。
「先代MavicPro」からの継承で、
バッテリーを背負う形。
絶対に抜け落ちない安心感がある。
バッテリーを外すノッチは側面に、
あるので既存のバッテリーを外しましょう。
まっすぐバッテリーを差し込み、
落としていくと「カチッ」と
固定された感覚があるので、これでOK。
電源の入れ方はSpark等、他のDJI機と同じです。
電源ボタン1回押し、一度離して
2回目は長押しで、電源投入できます。
電源を投入できるようになったので、
次は「DJIGO4」を使って機体の
アクティベーション、アップデートに進みましょう。