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だご汁茶屋
福岡県朝倉市杷木

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だご汁とは。

分類的には全国各地に広く親しまれている、

すいとん」や「ほうとう」の仲間。


九州では広く一般的に「だご汁」という。

中心は主に熊本周辺地域で、周辺と言っても、

想像以上に広範囲であり、福岡佐賀

長崎は一般的だ。

ちょっとだけ鹿児島、宮崎山間部

(要は県のさらに田舎)でも見かける。

大分の郷土料理「だんご汁」とは、

親戚のようなもので、ほとんど同じものだ。


つまりは、ほとんど九州全県制覇

されている。

恐るべき地域密着型共通料理と言える。

イメージ的に言うなら、豪華版「とん汁」の

イメージでもそう間違ってはいない。


主に小麦粉で作った「だんご」を

超おおざっぱな麺状にちぎり、

味噌や醤油で仕立てた汁ものとして作られる。

ベースとして使う汁は狭い九州でも、

各地でさまざまなアレンジが行われており、

同じ名称で地域によって味が違い

食べ歩くと非常に奥深い。


である「うどん」との違いが微妙だが、

ルーツが「だんご」だけあって、米粉

芋系の材料なども使われる場合があり、

多くは歯ごたえがあって腹にたまる。

しかも、具にゴボウ、ニンジン、シメジ、

豚肉、地域により山菜など多彩な具が使用され、

腹いっぱい感がさらに加速される。


今回は、朝倉の「だご汁茶屋

を紹介します。


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だご汁定食、850円。

「だご汁茶屋」では味噌仕立てのだご汁です。

具はだんごに、一般的なゴボウ、ニンジン、

ネギ、豚肉などです。

これにごはん、季節の魚、小鉢、

漬物が付きます。

高く感じますか?安く感じますか?

ただの味噌汁であれば、割高に感じるかも。


しかし、だご汁の主力は見えない所に潜む、

沈んでいる「だんご」です。

これがたっぷり沈んでいて、食べ応えが

あります。


うどんなどでは、あっという間に腹減りな方、

体力勝負な方に嬉しい粉モン系ガッツリ感です。


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他のメニューです。

焼肉定食やホルモン定食に

「だご汁オプション」が出来るよう。

自分だとそこまで食べれるかわかりませんが、

とにかく満足感重視な方に良さそう。


チャンポンも食べてみたい気がしますが、

ここだとやっぱり「だご汁」食べちゃうしな。


しかし、「おばいけだご汁」って何?。

聞きなれないので調べました。


(さらし鯨)」なんですね。

尾羽毛と書いて、各地によりオバケ、オバイケ、

オバキなどと呼ぶそうです。

くじらの尾っぽで、羽の様な形をしているので、

こう呼ぶのだそう。


山口関西でメジャーなようですが、

宮崎から各地に転勤生活をした自分には、

見慣れないものでした。


クジラって、学校給食でしか食べたことないな~。

まあ、怖いシーシ〇パード

追っかけてきますしね。そうでいいなあ。


Access

店内、場所、周辺

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ご近所の皆さんの憩いの場となってるようです。

あと、この辺食事処が少ないのでお仕事の

方ですね。



〒838-1514 ☎0946-62-0337

◆福岡県朝倉市杷木久喜宮1512−1

◇杷木ICより車で3分もあれば着きます。


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すぐ隣はLawsonです。

いい目印になります。


◆営業時間

◇10:00 ~ 20:00


◆休日

◇水曜定休


オマケコラム

宮崎(市?)はだご汁空白地帯?

すいません、宮崎(市限定?)では「だご汁」って

聞かないんですけど・・・。


田舎の友達が知っていたので、どうも山の方では

あるようなんですが。平野部ではあまり聞かない?


仮説の1つは、宮崎の「隠れうどん県」説

宮崎はうどん帝国で、うどんに占領されている。

PR下手な宮崎県は、香川県にはまったく

かなわないが、うどん度そのものは

意外といい勝負で元祖うどん県と戦える

個人的に思う。

援軍でそのまんま東(元知事)に是非

カムバックして頂きたい所だ。


なんで、他県人が見ると引くほど、

うどん屋が山のようにあります。

完全に庶民の味。

しかも激安い。今はどうかわかりませんが、

自分が住んでた15年前は、

かけうどん190円

子供の頃など「かけ160円」だった。

こんな相場のうどん屋が結構あります。

(もちろん、セレブ向けうどん?屋もある)



子供の頃よく連れていかれた、激安

うどん屋です。食べログ見たらまだ

健在で安心しました。


昔は「きっちょううどん」って

名前だったハズなんだが。

本家のあった場所が「おくの」になり、

きっちょううどん〇〇店」が、

FC店のように増殖しているようだ。

隣の「豊吉うどん」とも関係があり、

めかけの店だの色々複雑事情も、

有名なのでその辺の関係なのだろう。

深くは突っ込むまい・・・


うどんが幅を利かせすぎて、

だご汁の入り込む余地が無かったのだろうか?



もう一つの仮説は冷や汁の存在だ。

今ではそう食べられる事の無い郷土料理

だが、普通に庶民の味として食べられていた、

の時代ではコイツと被ったのかも知れない。


宮崎の猛暑に対応した郷土料理なので、

温かいものはあまり受け入れられなかった

という仮説だ。


もちろん、味覚ビンボーな自分が「だご汁」に

縁がなかっただけと言う、しょーもない

仮説も有力だ。異論は受け付ける!


そのうち、写真でも出てきたらまた「グルメ」の

ページで、宮崎の異常なうどんも紹介したい。


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