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ハスラーの対雪上性能
軽では優秀な装備あれこれ

tire6

「NORTH POLE W-1」の性能テストの前に、

そもそものハスラー雪上性能を見ていきましょう。


雪上で重要な要素は、車高重量

タイヤグリップです。

正直、パワーは最後です。パワーがいくら

あっても、グリップ力を超えるパワーは

無駄死にします。

最大のグリップ力を発揮できる環境、

タイヤ関連(チェーン等)十分な車高に4WDが、

揃った時点で、ようやくパワーの出番です。


その他、軽では省かれがちな横滑り防止装置や、

グリップコントロールなどの味付けが加味されて、

雪上での性能が決まります。


基本的には、ハスラーはオフロード車として、

設計された車ではありません。

流行の「SUVブーム」に乗っかるべく、ワゴンRを

ベースに開発された、「SUVちっく車両」です。


完全にオフロード車両として設計された、

「ジムニー」とは、そもそもの生まれ育ちからして

違います。

引用:YouTube-「【ジムニー】雪道でスタックするまで2WDで頑張ってみた」


「クロカン」と愛称されるジムニーの走破性は、

やはり無敵ですね。燃費は軽にしては最悪ですが。


ハスラーの場合、やはり基本は他の軽車両と

同じくハードな雪に突撃するのはNGです。

しかし、SUVちっく改装により、数々の武器を

手に入れて悪路に強い軽となりました。


「遊べる軽」は伊達じゃなく、動画のジムニーが

突撃する異常路面はともかく、通常行く悪路は

十分な性能を見せる車となったのです。


燃費走破性能のいいとこどりをした、

(ある意味中途半端とも言える・・・)

一般人向けのオフロード車って立ち位置でしょう。


概略とまとめ

◆SUV譲りの車高


◆重量


◆4WD版

◇グリップコントロール


◆2WD版

◇トラクションコントロール


◆ハスラーの雪上性能


ターボ4WDモデルだと

どこだって行けてイイよね(*´ω`)


ハスラーの雪上性能

SUV譲りの車高

jackup8

ハスラーと言えば、SUVちっく改装から、

遺伝子を貰った車高です。

その高さは18cmあり、十分な高さを備えます。

ベースとなったワゴンRが15cmで、

本家ジムニーが20cm。


img02

ジムニーより2cm低いだけで(この差が大きいが)、

だいぶジムニー寄りなのがわかると思います。

インチダウンする場合に、可能な限り、

なるべく外径を失わない方が良いのはこの為。


車高が高いと言う事は、グリップ力を発揮する、

「路面」と、その上に積もる氷雪との余裕が

稼げると言う事で、これが無いと氷雪の上に、

車体が乗りやすくなります。


車体が氷雪に乗ると、タイヤに乗せる「重量」が

相殺されてしまい、押し付ける力を失った

タイヤは、グリップ力が失われます。


簡単に言うと、足の届かない亀状態です。

こうなると、車は手も足も出なくなります。

log1109-13-03-21-1

引用>http://blog.hokkaido-np.co.jp/0141kome/oldentries/archives/2013/03/post_895.html「大雪山麓東川町でのんびり移住生活」ブログ


JAF呼んで~~~( ゚Д゚)


ハスラーの雪上性能

重量

HUSTLER

ハスラーの重量は、あくまで軽なので、

850kgほどです。

重量に関しては、状況により有利不利があり、

「軽ければ良い」「重ければ良い」などと、

一概に言うことが出来ません。


重ければ、タイヤに伝わるグリップ力は、

大きくすることが出来ます。

なので、絶対的には「重量級」で、

「超ハイパワー」が正解なのかもしれません。


rankuru

しかし、坂道では総重量が軽い方が、

登るには有利です。しかも、止まる、

曲がるという基本動作においては、

「重量」が絶対の足かせになります。


軽はエンジンに制約があるため、

重量を上げて、パワーも増やすという

選択肢はあり得ません。

元々軽量級なのですから、その「強み」を

伸ばしてあげるしかありません。


軽い車体を生かし、ターボで力を稼ぐ。

ヨーロッパで好まれる「ダウンサイジング

ターボ」とは意味合い的には異なりますが、

考え方としては似たようなところがあります。

ハスラーにもターボ仕様の4WDがあるので、

冬を重視するならコレでしょう。


「止まる」「曲がる」は、元々軽量なので、

タイヤで制動力を稼ぐと言う考え方です。

タイヤサイズを比較すると、良くわかります。

ジムニー:175/80R16:車体重量ほぼ1t

ハスラー:165/60R15:車体重量850kg

ワゴンR:155/65R14:車体重量840kg

tirerotation

ちょうど、ワゴンRとジムニーの中間?。

そんなイメージになると思います。

ジムニーまで行かないにしても、

ワゴンRより10mm広いタイヤサイズに、

設定する事により、グリップを稼ごうと

している訳です。


もっとも、ホイールの「インチ」を、

15インチにあげてしまった事により、

タイヤの価格と言う別問題を発生させて、

しまったのは痛い所です。。。


ジムニーのこの異常な重量は、オフロード用に、

頑健な車体構造に設計されているためです。

異常とも言える燃費の悪さはこのへんの、

ハンデによるものですね。

ハスラーは軽量なのですから、タイヤ幅を

拡張する事によるグリップ強化は

必須でしょう。


ハスラーの雪上性能4WD

グリップコントロール

img03

ハスラーは「フルタイム4WD」設定があります。


4WDには、「フルタイム」「パートタイム」の

2種類があり、ハスラーは「フルタイム」です。

ちなみに、ジムニーは「パートタイム4WD」


何が違うのかと言うと、

「フルタイム」・・・元々の意味合い的には常時4WD

・しかし現代では常時ではない

「パートタイム」・・・ユーザーが切り替える4WD

本来の4WDはこちら。


本当に悪路走行を目指すオフロードであれば、

パートタイム4WDで必要な時だけ4WDに

すべきです。

しかし、なかなかそこまで理解して買って

もらうのは、大変な事です。

切替スイッチがあっても、知らずに4WDのまま

通常道路を走行するユーザーが続出しました。

それで故障する事はありませんが、燃費も

悪いし、旋回時に駆動系に負担がかかる

特性があるため、寿命も短くなってしまいます。


そこで、現在の主流は(ハスラーも)

「電子クラッチ制御式フルタイム4WD」

というものに移行しています。

確かに「フルタイム4WD」なのですが、昔の、

ただ均等に動力を割り振っていたフルタイムとは

似て非なるものです。


動力配分を自動制御して勝手に、

「2WD寄り」⇔「4WD寄り」と、

動力伝達を変えてくれる方式なので、

ユーザーは何も考える必要はありません。

常時4WDではないんですね。通常の2WDで

いい走行は、2WDに動力配分されます。


動力が2WDでうまく伝わらなくなると、勝手に

4WDの動力配分になるため、非常にお手軽です。


通常、安い4WDはここまでです。

実は、これだけの4WDではオフロードは、

マシになりますが、まだたいして走れません。

車輪がスタックして空転した場合、空転した

車輪に動力がどんどん逃げてしまい、

推進力を失う欠点がある為です。


ハスラーの場合、

「グリップコントロール」

という機能が付いています。(4WDモデルのみ)


スタックが予想できる、またはスタックした

時などに「グリップコントロール」をONに

すると、空転したタイヤへの動力をカットし、

まだグリップしているタイヤへパワーを、

割り振ってくれるように自動制御してくれます。


この機能があるので、悪路への走破性が

まったく違う結果となってきます。

ハスラー発売当時、軽ではハスラーだけが、

装備している有用装備でした。


最近ではダイハツキャストなどにも、

付いているので、差は解消されつつあります。

しかし、車高の高さなどトータル性能で見ると、

やっぱりハスラーの方が悪路は強いでしょうね。


ハスラーの雪上性能2WD

トラクションコントロール

img03

なかなか4WDって買いませんよね?

雪国の方ならともかく、雪国でも都市部では、

2WDでもあまり不自由しない除雪事情があります。


なので、2WD性能も載せておきましょう。

フレームやボディ、エンジンなどの基本は一緒です。

やはり、変わってくるのは駆動輪が2輪&

グリップコントロールが無いという点になります。


どのくらいの差があるかというと、まあ

天と地ほど違うのはそうなのですが、それでも

やはり、走破性が高い車です。


今は装備されている軽も多いですが、

トラクションコントロールがちゃんと、

装備されています。


「2WD版グリップコントロール」とでも、

表現するのがしっくりくる機能で、

駆動輪(ハスラーはFF)が空転すると、

動力をカットして「生きているタイヤだけ」が

頑張りすぎるのを防ぎます。


ちょっと想像するとわかりますが、2WDで

片輪だけが生きている場合、直進性が

損なわれますよね?非常に危険です。

この機能があるので、圧雪路を

乗り越えるときに、思い切ってアクセルを、

踏み込むことが可能になります。


もしこの機能が無かったら、いきなり横に滑る

可能性もあるので、まともにアクセルは、

踏めません。

2WDでもアクセルを踏んで行けるところまで

頑張れます。進めなくなったらそこが限界です。


2WDはそもそも両輪均等に動力が発揮できて、

始めて推進力を発揮できる仕組みです。

4WDと違い、グリップの生きているタイヤに、

駆動力をまわしても仕方ありません。


とは言え、そんな路面に踏み込む方は、

4WDを購入するでしょう。

ハスラー2WDは、雪に不慣れな一般の方でも

乗りやすい軽に仕上がっていると思います。


ちなみに、トラクションコントロールを切れば、

スピン検出の駆動力カットが無くなるので、

テクニックさえあればさらに雪道を進むことが

出来ます。もうそこからは腕頼みの世界です。


はまったらきっと、JAFの救出以外では

打つ手がないので素人のする事ではありません。

トラクションコントロールにNGを出されたら、

素直に撤退する事をお勧めします。


ハスラーの雪上性能

まとめ

tire7

・SUVちっく改装で走破性は十分に増えた。

・グリップコントロール4WDで、実用的。

・燃費はちゃんと軽のメリット。

・パワーをターボで稼ぐ


上記を満たすモデルは、4WDターボ

これを超えようと思えば、もう軽では

オフロード専用設計のジムニーしか選択肢が

ありません。


雪の中に突っ込んでいく気が無い場合は、

やはり資金の面からも2WDになる。

これでも普通に日本の国道を走る分には十分。


軽では初めて装備された横滑り防止装置も

(今では他の軽でも結構ある)全車標準で、

十分必要な装備は付いています。


どうせ、ハスラー2WDが動けなくなる前に、

周囲の大型や軽がスタックして通行止めだ。

燃費も考えると生活車としては2WDでいい。

「酷道」に突っ込む趣味でもない限り、

オーバースペックは無駄とも言える。

・・・と2WDの私は自分に言い聞かせる('ω')


過去、自動車産業花盛りな時代は、

色々な車種が生産されて、選択肢は多彩に

ありました。

引用:YouTube-「パジェロミニの雪道走破性の高さ」


オフロードのDNA、パジェロを冠した、

パジェロミニ、ダイハツがオフロード市場を

乗っ取る気迫で生産したテリオスキッド。


ジムニーとテリオスキッドは、スペック的には

ほぼ互角と言って良い。

専用設計でなくテリオス派生ベースの、

カスタム設計車なのに、やってのけた。

よほど気合を入れて作らないと、これは無理。


これら名車達は、バブルの残光と共に、

過去の栄光として散っていった。

今でも中古車としては探せるが、

当然メンテも部品も限界が来るだろう。


「売れるクルマ作り」と称して、み~んな

同じ車。そんな時代になった現在、

尖ったクルマは、なかなか生まれません。

その中では、ハスラーはかろうじて

「尖った車」のジャンルに生きている軽です。


乗ると「バカみたいな欠点」もある車ですが、

この車の良い点を評価して売れているのが、

まだまだ日本も捨てたものではないなぁと思います。

ももクロCMのお蔭だけではないと信じている


あと、ジムニーの生産よく続けているなぁ。

真っ先に切り捨てられそうな尖った車なのに。

他社が切り捨てたジャンル、日本唯一

車なので、末永く生産されると良いなあと思います。


激安スタッドレステスト
八木山峠を制覇せよ

yagiyama

前日からの大雪状態で、ここ南国でも

降雪が発生いたしました。

「テストをするなら今!」と、早速お出かけです。


・・・この段階では、今年はこんなに雪が降るなんて!

慌てなくても良かったがこの段階では知らない。


平地部降雪が少ない地域なので、候補は

やはり各種の峠でしょう。

三瀬、犬鳴、八木山、坂本、等々。


テレビでは三瀬峠が大変なことに・・・。

どうもボスキャラっぽいので、後に取っておきます。


まずは小手調べとして、スタンダードに八木山峠を

目指すことにしました。


概略とまとめ

◆八木山峠走ってみた


最初だしフツーに雨の日走ってるよーなモン

書くほどの事がなかった(*´ω`)


八木山峠コンディション

~走ってみた

八木山峠(旧道)にやってきました。

まずは道路コンディションから。

パケットが心配な方は、動画はスキップで!


冬タイヤ規制にはなっていますが、

チェーン規制はまだかけられていないようです。

チェーン規制の看板は無く、冬タイヤ装着の

注意のみにとどまっています。


yagiyama3

駐車場などの未除雪場所でも、

雪が乗っている程度

怖さはまったく感じないので、ノーマル

タイヤでなければ、心配はいらないでしょう。


yagiyama1

路面はウエット、融雪剤を撒いただけで溶けて

しまっている状態で、シャーベット状態。

まあ序の口としてはこんなものでしょう。


経験上、再凍結していないシャーベット路面は、

キツい坂の無い平地ならノーマルでも

慣れと根性で、走れます

(でも、慣れない事はやろうと思わない事)


このくらいであれば、激安でもまったく

関係ないハズ(これがダメならスタッドレスじゃない)

なので、まったく問題ありません。



八木山峠展望台に到着しました。

・・・フツーに雨の日に走っているような

もので、特段書き加える事はありません。

次いってみよう!


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